フライフィッシング



Beginner
 
 フライ
 

 フライとはフックに羽毛や獣毛、人口素材などの材料(マテリアル)を巻きつけて作ったものです。そのほとんどは水生昆虫(カゲロウ、カワゲラ、etc)や陸生昆虫(バッタ、あり、etc)、小魚、エビなどを模っています。

・フライは4種類に分けられる
 
1.ドライフライ(水面に浮くタイプ)
    水生昆虫の羽化した成虫や陸生昆虫をまねたもの
 2.ニンフ(水面に沈むタイプ)
    水生昆虫の幼虫をまねたもの
 3.ウエットフライ(水面に沈むタイプ)
    羽化するために、川の中を水面に向かって浮上する水生昆虫をまねたもの
 4.ストリーマー(水面に沈むタイプ)
    小魚やエビをまねたもの


 フライロッド
 
 フライロッドには魚を釣るためだけではなく、フライラインをコントロールして投げるという需要な役割があります。ロッドの硬さは表示された適合フライラインの重さ(太さ)でわかります。軟らかいほうから順にライン0番から(#0)、1番(#1)、2番(#2)と数字が大きくなるにしたがって硬さも増していきます。

・適合フライライン
 #0〜#3・・・小川用
 #3〜#5・・・渓流
 #6〜#8・・・大川や湖
 #9〜#15・・・海

・ロッドの表示
 ロッドには長さ、ライン番手などが表示されています。
  例えば『8’4’’ #3-4』は?
  長さ8フィート4インチ、ラインは3番か4番ということを表示しています。

  ずばり初心者向きのロッドは
  8フィート前後の#4ラインです。

 フライリール
 
 フライリールはラインを巻く道具です。自分が使うロッドに適合するラインが巻ければいいので、自分の気に入ったリールを購入していいと思います。

 フライライン
 
 
 フライラインにはフローティング(F)とシンキング(S)の2タイプがあります。フローティングは水に浮き、シンキングは自重で水中に沈むラインです。これは、釣り方に合わせて使い分けてください。


・形状は3タイプ
 T.ウエイトフォワード(WF)
  先端から9メートルがテーパー状になりその後は細くなります。
 U.ダブルテーパー(DT)
  両端がテーパー状になっていて、両端が使用できるので経済的です。
 V.シューティングテーパー(ST)
  全長が9メートル前後で、後ろにシューティングラインをつないで使います。

・フライラインの表示
 例えば『DT-4-F』は ライン形状はダブルテーパー、ラインウエイトは4番、ラインのタイプはフローティングということを表示しています。

 リーダー
 
 フライラインの先につけるフライ専用のテーパー状になったものです。

 ティペット
 
 フライラインの先につけるフライ専用のテーパー状になったものです。

 バッキングライン
 
 フライラインのバックに巻くラインです。(凧糸でもかまいません)

 フライボックス
 
 フライを整理して収納しておくためのボックスです。

 フロータント
 
 ドライフライを浮かせるためのシリコン系の撥水剤です。

 フォーセップ
 
 ハリを外すためのものです。

 はさみorクリッパー
 
 ラインなどを切るのに使います。

 ウェーダー
 
 長靴のこと。ひざまでのニー・ブーツ、股までのヒップ・ブーツ、腰までのウエスト・タイプ、胸までのチェストハイ・タイプの4種類があります。

 ベスト
 
 フライベストには多くのポケットがあり、着るバックともいえます。

 ラインコンディショナー
 
 フライラインの汚れを落としたり、滑りをよくするために使うコーティング剤です。
 


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